khjドラマ「感激時代」ショーケースレポート┃現地レポ

　12月2日に、ソウル市江南区のRAUM（ラウム）2階マジェスティックボールルームにて開かれたKBS新水木ドラマ『感激時代:闘神の誕生（原題）』のショーケースは、1930年代の雰囲気をかもし出すかのごとく、登場人物たちの写真が建物の入口から2階ホールのロビー全体に並べられ、またその時代の衣装に身を包んだ数多くのスタッフたちや出演者たちが会場を埋めていた。

　ショーケースのオープニングは、チュ・ダヨンがバックダンサーと共に大胆な振り付けのダンスを披露し、続いて若手俳優のユン・ヒョンミン、そしてヒロインの一人、オクリョンを演じるチン・セヨンによる歌のステージが行われ、異色のオープニングとなった。

　続いて、舞台に向かって中央に設置された長いランウェイに、登場人物たちが次々と登場し、子役から悪役まで主人公を取り巻くありとあらゆる出演者たちが、それぞれの衣装に身を包んで登場した。先日、キム・ヒョンジュン演じる主人公のシン・ジョンテと親友でもあり、恋のライバルともなるキム・スオク役にキャスティングされたばかりキム・ジェウクの姿も見られた。また、大ヒットドラマ『棚ぼたのあなた』にて演技デビューを果たし、今回は主人公の少年時代を演じるクァク・ドンヨン、ガールグループRAINBOWのキム・ジェギョンも姿を見せた。
 
　その後、主人公たちが登場し、フラッシュを一斉に浴びていた。2010年の『イタズラなKiss』以来のドラマ出演ということで期待のかかるキム・ヒョンジュンは、浅黒い肌に短髪、黒のスーツでまとめ、終始きりっとした表情を浮かべていた。韓国人と日本人の混血児を演じるイム・スヒャンは着物姿で登場し、もう一人のヒロインを演じるチン・セヨンもピンクのロングドレス姿で注目を集めていた。
 
　記者会見が始まり、キム・ヒョンジュンはジョンテ役について「傷を抱えていますが、情のあるキャラクターだと思います」と伝えた。難易度の高いアクションシーンを数多くこなさなければならないため、アクションの猛特訓を受けているということだったが｢見所が沢山あります。背景もそうですし、アクションシーンも一生懸命頑張って、素晴らしい姿をお見せしたいです｣と期待感をアップさせていた。
 
　舞台となる1930年代の上海が舞台となるドラマであるため、当時の上海の魅力について聞かれたキム・ヒョンジュンは「1930年代も今も人の暮らす様子は同じだと思います。各キャラクターに接する姿勢や感情などは、今と変わりはないと思います」と話ながら、ドラマの小道具の中にM＆M'sを発見したエピソードを披露。「1930年代の上海は韓国の50年ほど時代の先を行っていたと聞きました。M＆M'sが当時流通されていたと知り、僕も30年代の郷愁を感じながら演じています」と伝えた。また、会見中は先輩俳優のキム・ガプスとの会話やフォトタイムで笑顔を見せる様子も見られ、和気藹々の会見となった。
 
　韓国、中国、日本をまたに駆け、壮大なスケールでお送りする愛と義理、友情を描く物語。男性にとっては久しぶりに見ごたえのある、また女性たちには刺激的なロマンスで迫る“感性ロマンティックノワール”ドラマ『感激時代：闘神の誕生（原題）』は2014年1月15日韓国で放送開始。