韓流をいう!'韓流発展協議会パク・ソンジン会長インタビュー
[スポーツソウルドットコム¦アン・ビョンチョル記者=スポーツソウルメディアジャパン]
韓流発展協議会(ハンバリョプ)パク・ソンジン会長は特異な履歴を持った。
‘夕焼けになった’という歌を作詞/作曲して1993年MBC大学歌謡祭で恩賞を受賞したし、
以後には‘M’(イ・ミョンセ監督、2007年),‘少女漫画’(リュ装荷監督、2008年),‘
危険な関係’(ホ・ジノ監督、2012年)等韓国映画のプロモーション関連業界で従事、
現在は日本精密株式会社で管理統括理事兼新事業企画室長を受け持っている。
このような文化やエンターテインメントと関連した多彩な現場経験のためなのか
初めて彼に会う人はその他機関や団体の場では感じることができなかった
進取的であり率直な態度に先に引きずられることになる。
自らも権威主義を最も敬遠するというパク会長は
約一時間のインタビューの間時には直接的で時にはぎこちない笑いで
韓流に関する率直な考えをよどみなく吐き出した。
韓流が持つ意味と範囲、そして彼を通した韓日発展構想などは
その間言論や活字媒体では接しにくかった深い考察が溶けている。
<スポーツソウルメディアジャパン>は去る6月28日日本、埼玉県川口市にある
パク・ソンジン会長を直接探して韓流の定義と指向するところ、
そして一歩協議目標に関し聞いてみる時間を持った。
-一歩協議歴史と活動に対して
韓流発展協議会(ハンバリョプ)は日本国内の韓流を契機に
韓日両国の文化的共感と相互理解を増進するための目的で2005年6月にたてた。
当時には在日コンテンツ企業および公共機関など9個の機関で始めたが、
8年が過ぎた今には30団体46人の会員で量的、質的な面で
名実共に韓流の第一線で活躍する企業を網羅する集いに大きく成長した。
去る2010年には第2回大韓民国韓流産業大賞で特別賞を受賞するなど
韓流が持つ意味と範囲を規定して活用して政治的にも解決できない
多くの韓日間の仕事を解いていくのに努力している。
韓日の文化的共感と相互理解を拡大するための各種行事およびセミナー開催、
韓流関連イベントなどの行事支援、韓日両国の文化関連企業および機関間の
交流などの事業に力を注いでいる。
-ハンバリョプ事業中最も重点を置いている事業があるならば?
ハンバリョプは利益を追求する団体でなく情報や意見を共有するための集いで始めた。
草創期には韓流関連セミナーや交流会開催、
リサーチ調査等を通して政府機関には現場の声を直接聞くことができる窓口の役割を、
民間企業には韓流と関連した情報と便りを共有できるネットワークの役割を担当した。
今でもそういう役割には変化がないが、韓流のジャンルが映画やドラマで食べ物、酒など
多様な韓国文化まで波及しているので
これに対し遅れをとらないように協会の機能も拡大している。
韓流が日本で軟着陸あるいは定着するためには
政府機関と民間企業らが韓流のイメージをよく維持させる努力が必要だ。
これのために支援活動を継続していく方針だ。
-韓流を定義するならば?
韓流という単語をそのまま解釈すれば、韓国(韓)の流れ(流)になる。
流れは時代を導いて行く。
アレクサンダー大王の東方遠征を通じて触発されたヘレニズムが
以後ローマに影響を与えたし、ローマ文化は西洋文化の土台になった。
韓流は現在の巨大な流れを作っている。
日本を始めアジア、南米、ヨーロッパなどの地で大きい反響を呼んで集めている。
日本を始めアジア、南米、ヨーロッパなどの地で大きい反響を呼んで集めている。
ヘレニズムのように時代をリードする流れまでは違うとしても、
現時代の主な流れ中の一つだと断言することができるはずだ。
流れを作った初めての開始点を探すならば、
流れを作った初めての開始点を探すならば、
以前と違うように表現の自由が社会的に表出され始めた1998年
キム・デジュン政権スタート以後に遡る。
その時期から文化に多くの支援が始まったし映画にも資本が集まった。
彼と同時にダブー視されて不便だった内容が作品で本格的に登場した。
代表的な例で‘共同警備区域JSA’(パク・チャンウク監督、2000年)でも‘
ウェルカム トゥ トンマクゴル’(パク・クァンヒョン監督、2005年)を上げられる。
以前までは出来なかった北に対する新しい描写や暖かい視線を入れて
国内だけでなく世界でも多くの注目をあび始めたのだ。
多様な想像力とそれを外で表現できる“クレイティブの時代”の到来だと考える。
1990年中後半から起こった表現の自由と文化的支援が
良いコンテンツを作ることができる土台になったのだ。
その土台中で作家と監督など多くの創作街が多様な作品と試みをして、
今日に至って韓流という巨大な流れを作ったと考える。
日本の人々が今年を韓流10周年で定義する。
日本の人々が今年を韓流10周年で定義する。
すぐに韓流の火をつけたペ・ヨンジュンの冬のソナタが
日本で初めて放送に乗ったのが2003年であるためだ。
丈夫な文化的土台を基にペ・ヨンジュンやチャン・グンソクで代表されるスターが誕生して
流れを継続する。 韓流を何だと端的に話す訳には行かないが、
このような韓国人の努力が集まって誕生させた結果だと考える。
-韓国のコンテンツ水準を評価するならば?
世界的に見ても大韓民国のコンテンツは
どこの国と比較しても遅れなかった水準だと話すことができる。
惜しい点は一部良心ない人々の我流作乱発だ。
流れに便乗するために過度にビジネス的な接近を優先視する。
もちろんビジネスという側面を完全に軽視する訳には行かないが、
行き過ぎた利益追求はお金も評価も全部失うことになる近道だ。
ビジネスと純粋文化という二つの側面をよくまじわる良質のコンテンツ製作が
以後の課題になるだろう。
-韓日間の政治的、歴史的な葛藤が深刻化されている。
ハンバリョプ会長としての意見があるならば?
韓日間の歴史認識のチャイナ独島(ドクト)問題などは
両国の発展的関係のために必ず解決されなければならない懸案だと考える。
ただし、政治家たちの力比べに文化人が被害をこうむっている現実が残念だ。
例えば、昨年封切りした‘危険な関係’という韓中合作作品がある。
今まで3回もリメークされた映画でチャン・ドンゴン、張柏芝主演に約200億が投資された
ホ・ジノ監督の良い作品だ。 ところで中国と日本の尖閣列島紛争が昨年に深刻化されながら
作品の日本輸出が挫折してしまった。
お金もお金だが、その中(案)に含まれた
多くの文化人の努力と誠意が政治的な問題で無駄になった場合だ。
韓日の場合はより実質的だ。
韓日の場合はより実質的だ。
韓国では日本観光客が大幅に減ったし
日本でも韓国商品がよく売れなくなったというニュースが聞こえてくる。
好況を享受したシンオオクボの韓国飲食店は売り上げが半分の断片が出たし
東京あちこちでは反韓デモがずっと起きている状況だ。
ハンバリョプ会員会社も昨年の余波で依然として抜け出してくることができなくてため息をつく。 韓流発展のためだという目的で設立された一歩協議会長としてあまりにも残念な現実だ。
-一歩協議の役割は?
政府機関と民間企業が一緒に作った協議体は珍しい。
そのような面でハンバリョプは今の困難を共感して正確に伝達できる
幾つにもならない団体中の一つだと考える。
民間企業は野戦司令官だ。
現場にある野戦司令官の声を公共機関に直接伝達できる長所がある。
例えば、一歩協議会員会社が韓国のあるアーティスト日本に招請したことがある。
だが、時期が時期だっただけにビザ発行の遅延が続いたし事業に支障を招くことになった。
ハンバリョプがこの事実をすぐに韓国のコン・キグァン側に伝達したし、
在日韓国文化院が直接出てビザ遅延問題を解決してくれた。
一線の民間企業が当てられる困難を公共機関に伝達して公共機関が出られるように支援射撃をするこのようなプロセスとネットワークがすぐに一歩協議の役割だと考える。
一線の民間企業が当てられる困難を公共機関に伝達して公共機関が出られるように支援射撃をするこのようなプロセスとネットワークがすぐに一歩協議の役割だと考える。
民間次元で解決しにくいとか公共機関に必要な現場の声を伝達する相互補完的な関係を成し遂げるならば現在の韓流が処した難しい状況を解決して行くことができると考える。
-今まで韓流はK-POPやドラマなど大衆的コンテンツが主流であった。
次の韓流はどんなコンテンツになると思うか?
いわゆる新韓類という名称で呼ぶが、映画、ドラマ、K-POP以後には果たして何が主流になるのかに対する悩みを多くの関係者たちがしている。
個人的にファッションと食文化が次の韓流の主役にならないだろうか考える。
その間は見せて聞かせたことに集中したとすれば
今からは直接味わって着てみることが当然の順序だと考えるためだ。
駐日韓国文化院で毎年開催するK-POPコンテストという行事がある。
日本人たちが韓国歌手の歌について歌う大会だ。
大会に参加するために韓国語も勉強して歌手のファッションもまねる。
また、周辺の日本人たちがドラマ通じてみた韓国の焼酎を好んで飲むように
また、周辺の日本人たちがドラマ通じてみた韓国の焼酎を好んで飲むように
多くの日本人たちがシンオオクボのようなコリアタウンを直接探して食文化を楽しんでいる。
まだ韓国のファッションは日本より弱いが、
好む韓国で作った服を直接着たいという雰囲気も徐々に感知されている。
このような側面で今後大韓民国というコンテンツ工場が
より良いコンテンツ製作にまい進することはもちろんだろう。
-日本国内の韓国公共機関に頼みたい話があるならば?
どんな仕事をしても直接現場を走って見聞きすることが重要だ。
野戦司令官の意見を聞かない以上良い戦略はたてることができないためだ。
そのためには権威主義を捨てるべきだ。
現駐日韓国文化院のシム・ドンソプ院長は格がなくて
現場の声に耳を傾けることができる性分を持った。
公共機関の場で望ましい姿だと考える。
日本に住む韓国人のために存在する公共機関であるだけに
権威はしばらくおりておいて現場をたくさん回るならば
より前向きの方向で韓流を導いて進むことができる。
-一歩協議今後目標は?
最近ハンバリョプ内部で最も大きいイシューがNPO設立関連の話だ。
親睦性格が強い集いで始めて見たらしようと思う事業を推進する時には
多くの限界点があらわれることが事実だ。
実務陣を構成して資金も調達できるNPO設立を通じて
一歩協議活動を広げることができる踏み台を作ろうという考えだ。
現在検討中だが、ハンバリョプがブレーンになって
NPOが手足になる形態になる方向で話されている。
NPOの目的と活用方案と関連しても多くの討議が進行中だ。
NPOの目的と活用方案と関連しても多くの討議が進行中だ。
一応ハンバリョプが持っているネットワークを利用した
韓流広報に焦点が合わされている状況だ。
例えば日本進出を企画する芸能人や企業らに
関連情報を提供して広報を支援する役割をすることだ。
日本社会に根をおろして活動する一歩協議会員会社を通じるならば
日本最大の広告企業に匹敵するほどの人脈と情報ネットワークを得ることができる。
一歩協議このような長所を活用して事業を展開する予定だ。
出てくる収益は再び韓流発展のための支援基金で活用するつもりだ。